開発者の声

ムームーハワイオーナー菅谷東子プロフィール

アメリカ本土で4年間働いた後、ファッションへの強い気持から、ボストン、シドニー、そして日本でアパレルの技術を学び、2013年、ハワイでレンタルドレス・ビジネスをスタート。日本ではデザインだけではなく、パターンメイキングと縫製を学び、日本ならではの繊細なテクニックを習得。ハワイでは装をデザインして、パターンを作り、自分で縫製をすることからスタート。

今後も他社には無い独自のハワイならではのファッションを提案し、ハワイの伝統文化を守ることへの貢献や、この地のファッション産業を活気づけられる活動が目標。

物心ついた頃から洋服の仕事をしようと決めていました。高校時代にフランス語を学ぶためにスイスへ行きました。帰国後、父が不動産の仕事をしていたため、親孝行という意味もあり設計士の道へ進みました。

しかし、どうしてもファッションの夢を忘れることができず、オーストラリアへ１年間ファッション専門学校に留学。帰国後は日本の服飾専門学校で2年間パタンナーの技術を学びました。学校卒業後、すぐには就職せずに日本でファッション事業の起業準備をしていました。ハワイで日本人向けの衣装レンタル会社を始めることになったんです。

実際に仕事を始めてみると、柄がいいなぁと思えば日本人の体型に合わず、体型に合うとメイドインハワイではないなど、貸し出す既製品の衣装にいいものがありませんでした。そこで『これは自分で作らないといけない！』と思い生地屋へ行ったところ、素晴らしい生地がいっぱいありました。

パタンナーの経験からウエアを作ることはそう難しいことではありませんでした。初めて作った自作の衣装をドキドキしながらお客様に貸し出したところ、予想以上にとても喜んでくださいました。私も本当に嬉しくて、オリジナル衣装を制作するようになっていきました。

お客様にどのような用途でお借りになるのか聞いたところ、結婚式の参列に使うことを知りました。早速『結婚式の参列』で画像検索したときに、素敵な写真が出てきませんでした。色があっていなかったり、デザインがあっていなかったり、サイズが合っていなかったり、まるで昔の海外旅行ツアーで撮影された集合写真ようなものが多く驚きました。

早速、結婚式の参列者向けのムームーの貸し出しを開始しました。また、同じ柄で揃えたいというご要望もあったので、私の作ったパターンをもとにオリジナルウエアを制作してくれる方を見つけ生産を増やすことにしました。その後パターンも引き受けてくれる方とも出会い、年間で5・600着の新作のオリジナルムームーとオリジナルアロハシャツを生産するようになりました。

さらにお客様のご要望から、ムームーだけでなくアロハシャツやアクセサリーなど様々な商品を増やしていくうちに、3200枚のほぼオリジナルの衣装が出来上がり、現在ではハワイで一番の品揃えになりました。さらに靴や靴下、ブラジャーまで揃えることによって、アンダーウエア一枚できてくだされば全てが揃う、ワンストップサービスをご提供しています。